あと書きです。
これはezwebサイト「book in pocket」に出稼ぎ掲載されていました作品です。
私にしては珍しく(笑)、『何かネタにして書かないと……』と頭を捻ってみまして、
ネタネタネタ……と考えた末に思いついたのが、自分が昔に書き溜めた詩です。
タイトルそのまま「Revolution」で。芸のないヤツですみません(汗)。
一応仕事としてのモノカキということが頭にあったんでしょうか。あんなにネタ探しをしたのは滅多にないことですね。
で、とりあえず自分が書いたものなら問題ないだろうと(何が)、これを元に書いてみました。
元の詩では、ずっと友達だった彼に想いを寄せている女の子が、思い切って行動する場面になってます。
ギリギリまで迷って、決心して、終電に飛び乗って彼の住む町に急ぐ女の子を書こうと思ったのでした。
書いた時間は前後しますが、うちの「乱文」にある「すべての終わりは」に、ケンちゃんと藤村さんも出てますね。
あと、「sweet thing in a pocket」の良くんは、この良くんです(分かる人にしか分からない……)。
そう、良くんは以前に、夏菜をちょっと意識していた時期があったりします。
あの性格ですから、『何で俺があんなガキに……』とか思っていた頃に、夏菜の気持ちに気付いたんでしょうね。
その上ケンちゃんも……となれば、アホらしくなるだろうと(笑)。
しかし良くんは冷たいようで世話焼きなヤツなので、このあとも少しがんばってもらおうと思います。
ハイ、まだ続きますので(笑)。
このあと続編の「Honesty」が出てきますが、この二編は「book in pocket」の当時の担当様に 可愛い紹介画像を作っていただきました。
その画像が「Revolution」はピンクの「Honesty」はブルーのハートが描かれていて、
二人の視点で交互に語られるこのシリーズは、私の中ではハート柄のイメージなんです。
……自分のキャラかどうか、てことはこの際置いておきます(笑)。
最初にこの作品を書いた時には、まさかシリーズ化するなどとは思っておらず、
私のいつものクセで、相手視点のサブストーリーを少し書くかなぁ、というくらいだったのですが。
おかげ様で思いがけず長いシリーズになってしまいました。
もうしばらくこの二人や周りのキャラ達にお付き合いいただけると嬉しいです。
10歳の年の差や、従兄妹同士なこと、家族やそれぞれの人間関係を含めて、二人が何を見て何を思い、どう変わっていくか。
二人の間に芽生えた想いが彼らに何を与えるかを綴っていきたいと思います。
どうもありがとうございました。
mariena
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