Last kiss

 

風はまだ 冷たくて

抱きしめることのできない背中を

ただ 見つめた

あなたの右手と 私の左手の

つないだてのひらだけが

冬を忘れてる

 

気付かないふりをした

雪を降らす雲が

こんなにも こんなにも

近くに来ていた

 

雨が降り出した

あんなに晴れてた空なのに

みぞれまじりに音もなく

髪に肩に落ちる

 

ありがとうと言えたなら

誰も悲しくないけれど

髪をなでるあなたの指も

行き場を失くしたね

 

瞳の色も忘れよう

前髪が離れたら それを合図に




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