ふたり
探り合う優しさに疲れた夏
冷たい胸に耳を当てると風が止まる
泣かないで
言葉もなく触れることが 一番の応え
帰っておいで
無理をした笑顔の残像を
閉じた瞳でやり過ごす
正しい答えなど 初めからなかったよ
抱き返すその手の弱さ
それも あなただから
分かっているの