「乱文」前身作品について語ろうコーナーです。
最初のお客様は、単純に作品順ということで、こちらの方々にお越しいただきました。
M:はい、いらっしゃいまし。
淳美:こんにちは。
春明:………。
M:まあ、とりあえずキミらにしとこう。前身作品との比較をメインにだな、対談形式で語ろうではないか。
淳美:えーと、何をお話したらいいかよく分からないけど、頑張ります。
M:うん。キミはいい子だ。あっちゃん。
春明:……あっちゃん?
M:文句があるなら言ってみなさい。
春明:……別に。
M:ああもう、いちいちタメるなよ。
春明:いや、あのさ。
M:何さ。
春明:……この前ので終りじゃなかったのか? こういうのは。
M:安心したまえ。メルマガで一瞬同じような企画をやったなんて、覚えてる人はほとんどいないから。
春明:それって……。
M:何。
春明:……別に。
M:あ、でも、もしいたら名乗り出て下さると、すっごく嬉しいです、はい。
淳美:低姿勢ですねぇ。
春明:……キャラ違うんじゃねぇか。
M:いいんだよ。サイトの活性化を図るんだよ。
春明:謀る、じゃないのか。
M:キミは無口でおとなしいように見えて性格悪いね、まったく。
春明:だって結局……。
M:みなまで言うな。いいから進める。付いて来い。
M:まあ、なんつうか、キミが一番変わったよね、春明。
淳美:そうなんですか?
M:そうだよ。書き直したらなんか丸くなっちまったんだよなぁ。改定版ではまたイヤなヤツになってきてるけど。
春明:それって、いったいいつになったら(2005/6 現在)
M:言うなっつってんだろが! 気長に待て、今エンジンあっためてんだからよ。
淳美:……なんか、最初のバージョンより可哀相になってないですか? 私。
M:だから、前身がそういう話だったから。
春明:ひどくねぇか?
M:仕方ない。そういう話だったから。
淳美:どういう話だったんですか?
M:うん。ありがとうあっちゃん。話の腰を伸ばしてくれて。
春明:……なんか、例えが……。
M:前身ではな、春明くん、キミにはけっこう友達がいたんだよ。
淳美:えええ!?
春明:………。
M:出会いが合コン、てのは一緒だな。可愛いくて目立つ子は要領のいい友達にゲットされて、残ったのが淳美さんだ。
淳美:さりげなくひどくないですか?(笑)
春明:はっきりとひどいだろ、コイツは。
M:だからキミがひどいヤツだったんだっつうの。んで、周りに押し付けられた形で付き合い出したんだわ。
淳美:やっぱりひどーい。
M:淳美は春明に惚れちゃったからさ。適当にあしらって、それを友達に話して、皆で笑ったりとかしてたわけね。
淳美:ひど過ぎ。
M:ねぇ。つうかキミだよ、春明くん。
春明:……どの俺に向かって言ってると。
M:全部キミなのさ。うちでは。現存の「Atsumi」では、もうちょっと無気力さと無関心さをプラスしたからこうなった。
春明:……あのさぁ。
M:何だね。
春明:某社にしろなんにしろ、アンタの書く物は「優しい視点」に溢れてるって評価じゃなかったのか?
淳美:あと、あれよね「繊細」で「綺麗な言葉」。
春明:……実は嘘吐きだろう、アンタ。
M:そう思いたければ思いたまえ。フィクションが作れなくてモノカキと言えるか?
M:しかしその後の経緯は「Atsumi」本編とあまり変わらないね。というか、ラストのシーンが気に入って、そのまま使ったから。
淳美:「息を吸う」から残り、一言一句そのままですね。
M:うん。それが書きたかったから。
春明:アツミは?
M:ああ、キミも気配りができるようになったな。あの子もね、変わったね。
淳美:……前は死神、だったって本当ですか?
M:そうだよ? 春明を殺す引き換えに、現世に産まれてくることができる、という条件を持っていた。
春明:……誰がそんなこと決めやがったんだよ。
M:さあ? 閻魔様かしら?
春明:いや、アンタだろう。
M:話を戻そう。アツミの役目は、春明の好みの女の子としてキミを誘惑し、死に至らしめることだったんだな。
淳美:それが、こう変わったわけですね。
M:仕方ないじゃん。私、天使気質だから(笑顔)。
春明:……どこが……。
M:優しさに溢れてるっしょ?
淳美:無責任な発言には溢れてますね(笑顔)。
M:ああ、さっくりとひどいね、キミも(笑)。仕方ないか、自分が産んだキャラだもんな。
春明:で、そうなると、アツミは俺の好みのタイプそのものってことになるのか。
M:その通り。ま、死神っつうか悪魔やね。もとはと言えば、キミの日頃の行いが悪いせいなんだがな。
アツミ:それってひどくない?
春明:……!?
淳美:あ、出て来ましたね。こんにちは。
アツミ:こんにちはー(笑)。
M:呼んでないよ、キミは。
アツミ:やっぱひどいよこの人ー。死神とか悪魔とかさぁ。
M:しょうがねぇじゃんか。それ書いた頃はまだ十代だったんだよ。
春明:ギリギリな。書き上げた時は二十歳になってたろ。
M:だから何だ。
春明:……別に。
淳美:もう、そればっかりねぇ(苦笑)。
アツミ:春明のクセだよね、「別に」「いや」「さあ」。
淳美:そうそう! たまには他の返事もしたらいいのにね。
春明:……何。なんでおまえら仲いいわけ。
淳美:だって、ねえ。
アツミ:もともと同じ人間だもん。そうでしょ?
M:まあね。現在の「Atsumi」ではそうなってるね。
アツミ:そそ。だから、あたしは消えないで済んだのでした。
春明:消えてないのか?
アツミ:そだよーん。淳美さんの中というか、二人のそばにいるよ? つまり、悪魔転じて恋の天使?
M:……寒……。
春明:だから、言わせてんのはアンタだろうが。
M:いやもう、キミらくらいになると、勝手にしゃべってくれるからね。
淳美:ああ、読めました。
春明:何が。
淳美:最近スランプだから、こうやってキャラに会話させてモード切替を狙ってるんですね?
M:そうだったねぇ、あっちゃん。キミは実は頭の回転が速いという設定だったのを忘れてたよ。
淳美:実はけっこう大人、てことですよね?(笑)
春明:……アンタが大人になれよ、mariena。
アツミ:春明もね? この前、淳美さんが飲み会に行ったぐらいで軽くキレてたでしょ。
淳美:あ、やっぱり。ただの会社の飲み会だって言ったのに。
春明:………。
M:はっはっは。
春明:いや、笑えねぇ。
M:少し勉強したまえ。女は複数の顔を持っているのだよ。それが淳美とアツミという形で表現されてるわけだ。
アツミ:あ、まとめにかかったね。
淳美:オチが見付からないんだと思うわ。
春明:……俺、もう帰っていいか。
M:ああいいよ。バイトしながら学校行ってるんだもんな。
春明:少しは気を遣うようになったか、アンタも。
M:余計なお世話だよ。早くバイト行け。
淳美:あ、じゃあ……。
春明:……分かってる。メールすっから。
淳美:うん(笑)。
アツミ:あらあら、ハッピーエンドって感じ?
M:そうさ。私の書く物はそれが基本。
淳美:でも出稼ぎではそうでもないのもありますよね。
アツミ:あ、そっか、そっちのキャラもここに出す気でしょ!
M:でぇい! キミらもいいから帰りたまえ!
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